女性のセクサロイド化や苗床化、およびそうなった女性の所有物化が一般的に認知され合法化された世界で、ある日突然実の妹が自分専用のセクサロイドになった話。
文字数は約20,000文字。
「隆一、隷花。今日はお前たちにひとつ、大事な話がある」
ある日、父さんが突然そう切り出した。
いきなり呼びつけられた俺と隷花は、顔を見合わせた。
「なんだよ、父さん」
「知ってのとおり、お前たちはれっきとした兄妹として生まれたわけだが」
父さんはそこでもったいぶって咳払いをすると、俺の方を見た。
「いろいろと考えた結果、隷花の方はお前のセクサロイドにすることにしたんだ。既に改造も済んでいる」
「……は?」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
「隆一。お前は今日から、隷花の兄から所有者に。隷花、お前は隆一の妹から所有物になるんだ」
・
・
・
「本項への同意をもって隷花さんの人権は失効し、代わりにセクサロイドとして正式登録され、以降は隆一さんの所有物となります。よろしければ、こちらに同意のチェックをして完了してください」
画面に表示された『同意する』というボタンをタップすると、俺の名前の横に隷花の名前が表示される。
さらに隷花が続けて同じように操作すると、それまで俺と同じ一覧にあった隷花の名前が消えて、俺の横に表示された隷花の名前の下には×印がついた。
「手続きは以上です」
職員がそう言うと、隷花はすぐに席を立ってぺこりと頭を下げ、俺の横まで来て腕に抱きついた。
セクサロイドは物扱いなので、公共の場所では立たせておくか、主人の膝の上に座らせるかするのがマナーに則った行為である。
「今からここに、お前が俺のものだという印を入れる。二度と消えないやつだけど、いいか?」
俺が隷花の下腹を指でなぞりながらそう確認すると、隷花はくすっと笑った。
「私はもうお兄ちゃんのモノなんだから、そんなこといちいち確認しなくてもいいのに」
「お前はセクサロイドだけど、俺の妹なわけだし。嫌がることまで好き勝手にしようとは思わないよ」
「私がそんなこと、望んでると思うの?」
隷花はそう言って微笑むと、まくりあげた服の裾を口で咥えた。
そのまま両手を頭の後ろで組んで、剥き出しの腹を差し出すように、俺の方に向けて突き出してくる。
「好きなようにして。それが、私の望みだよ」
隷花の体はもちろん、そのポーズや視線や声、何気ない仕草の一つ一つが、ひどく艶めかしく男を誘うものであるように感じられる。
前は健康的でかわいらしく感じられるだけだったのに、これがセクサロイドになるということか。
紹介メイン画像およびサムネイル画像に、AI生成画像の加工品を使用しています。
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